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【現地取材】IVS史上初、学生が主催する「SPIKES」で見えた挑戦の連鎖。主催者・参加者が語る”次の一歩”とは。

一人の挑戦を見て次の挑戦を生む。そんな「挑戦の連鎖」が、学生たちの間で起きていました

2026年7月に京都で開催された国内最大規模のスタートアップカンファレンス「IVS」に、史上初となる学生特化ゾーン「SPIKES」が登場。学生しか入場できないこの場所をつくったのは、主に大学生で構成された運営メンバー。来場者にも、何かに秀でている学生、自分の可能性を見つけようとする学生、人脈を広げたい学生など“トガッた”学生たちが数多く集まりました。

来場者と運営メンバーの方にお聞きして見えたのは、学生同士の挑戦の連鎖が起こる「SPIKES」という場の意義でした。

筆者自身も現役の大学生です。開催前の運営メンバーへの事前取材、イベント当日の取材を担当。
コアメンバーの皆さんに聞いた、各コンテンツの魅力やイベントへの期待についても、ぜひご一読ください。


運営メンバーに聞く、開催してみてどうだったか?

他の人に影響を受けて一歩踏み出せる場をつくりたかった/小野田芽依さん(SPIKES 学生代表)

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左:橋詰ゆめか(筆者) 右:小野田芽依さん(SPIKES 学生代表)

–開催してみていかがですか?
スタートから掲げていた目標の”来場者2,000人”を、最終日の13:30ごろに突破することができました。本当に良かったと感じています。参加者の皆さんが楽しいと言ってくださる声が多く、嬉しく思います。期待よりも不安のほうが大きくて、正直難しいのかなと思っていました。

そう振り返りながらも、なんとか終えることができそうだと、安堵の表情を見せてくれました。

–参加した学生の印象はいかがですか?
セッションをメモしながら聞いてくれたり、実際に行動する学生を見ると、誰かの何かになれたのかなと思います。当日でも来場できるように変えたのは、他の人に影響を受けて一歩踏み出せる場をつくりたかったからです。一人だったら挑戦しなかったはずのことが、誰かの挑戦をきっかけに次の挑戦を生む。そんな連鎖が起きる場にしたいと思っていました。

来年も開催したいですか?
開催したいです。IVSだけでなく、SPIKESというブランドをうまく育てて、違うイベントも開催できたらと思っています。


学生同士だけでなく起業家や投資家の方とも交流ができた/吉岡夏輝さん、山下翼さん(スタッフ)

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左:吉岡夏輝さん 右:山下翼さん

3日間いかがですか?
山下さん:トガッた学生がここまで集まるイベントは「SPIKES」ぐらいじゃないかな? と思うくらい、トガッた人が多く参加してくれました。つくる側のこちらも楽しかったです。

–参加者から受けた影響はありますか?
吉岡さん:参加者の学生さんのほか、起業家さんや投資家さんと話す機会がありました。運営だけでなく色々なことを学べたのが一番大きいです。

–来年も開催したいですか?
山下さん・吉岡さん:もちろんやりたいです!運営で関わりたいです。とにかく規模を大きくしたいと思っています。


参加者の挑戦に刺激を受け、自分も「行動しないと」と思った/宇田津蓮さん(PITCHコンテンツディレクター)

宇田津蓮さん(PITCHコンテンツディレクター)

–トガッた学生や参加者に影響を受けたことはありますか?
今の時代、色んな情報にアクセスできる一方で、なかなか行動に移すのが難しい。そんな中、資金調達を目指すなど何かしらアクションを起こしているピッチ参加者を見て”本当にやりたいことは行動しないといけない”と改めて思いました。自分自身も学生のうちに起業したいと考えているので、これから実行していこうと思います。

–開催してみていかがでしたか?
2日目に担当していたピッチコンテストは、観客席も立ち見も溢れるほど盛況でした。運営としてはルールミスや緊急対応などで精神的に追い詰められる場面もあったのですが、審査員の方から「ピッチコンテストよかったよ」「登壇者のレベルがめちゃくちゃ高くて良かった、また来年もお願いします」と言っていただけて、涙が出てしまいました。

–来年も開催したいですか? 改善点はありますか?
来年も開催したいです。ピッチコンテストを一人で運営するという本来ならありえない体制の中で、なんとか形にはできましたが、当日の運営面でミスがありました。そこを改善して”日本一のピッチコンテスト”と言ってもらえるように頑張りたいです。


トガッた学生に聞く、参加してみてどうだったか?

これから日本や世界を変えていくであろう、大きな事業に取り組む方に感化された

–どういった経緯で参加しましたか?
起業に興味があります。学生起業家の方など人脈を広げるため、参加しました。

参加してみていかがですか?
これから日本や世界を変えていくであろう大きな事業に取り組んでいる方がたくさんいらっしゃっていて、少ない人数から事業を始めていく流れを知ることができました。お会いして皆さんに感化されました。

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参加者:Yamato Fuchikawaさん

自分の事業も構想だけで終わらせず、早く行動しないといけないと思った

–どういった経緯で参加しましたか?
IVSは元々知り合いに教えてもらい知っていました。SPIKESについては結構後になってから知りました。

–参加されてみていかがですか
3日間とも参加しました。日ごとに雰囲気が違っていて、1日目、2日目、3日目と、来場する人や登壇者の熱量がどんどん上がっていく印象でした。
私はアプリ開発をしたいと考えています。SPIKESで交流した人たちが素晴らしい方や熱量の高い方ばかりで、自分の事業も構想だけで終わらせず、早く行動しないといけないと思いました。

IVS-SPIKES
参加者:Miki Shimizuさん


SPIKESは挑戦する学生が、次の挑戦者を生み出す場だった

取材を通して見えたのは、SPIKESは“ただの学生向けイベント”ではなく、一人の挑戦が別の誰かの挑戦を生む“連鎖”の場になっていたということです。運営メンバーも参加者も、「周囲に感化された」「行動しないといけないと思った」と語っていました。

学生が自ら場をつくり、そこで学生同士が刺激を受ける。さらに、起業家や投資家とも接点を持つことで、新たな気づきや次の行動につながっていく。そして、その「挑戦の連鎖」が生まれる環境そのものをつくったのも、学生たちでした。

初開催ながら、来場者2,000人という目標も達成したSPIKES。単に多くの学生を集めたことだけでなく、参加者と運営者の双方が刺激を受け、次の一歩を考える場になったことに、学生特化ゾーンとしての意義があると考えます。

※MICE TIMES ONLINE編集部 取材:京都外国語大学 インターンシップ 橋詰 / 編集:編集長・藤井

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