【コラム】きっかけは何でもいい。MICEにおける「ダビスタ」は何だろう

カンファレンスに参加してきました!
といえば、信じてもらえそうなこの会場。
京都競馬場の映像ホールです。
競馬をよく知る人が見れば、セリ会場のようにも見えるかもしれません。意図したデザインではないかと、いつも思ってます。
目の前で馬が走らない開催日の競馬場は、場外売り場になります。なんと入場無料。
大阪からの帰り、ふと京阪電車を途中下車して、京都競馬場に立ち寄りました。お盆であっても、開いていて、クーラーが効いていて、冷たい水も飲み放題。飲食店も売店もリーズナブル。実に過ごしやすい。

私はトウカイテイオーやメジロマックイーンのころに「ダビスタ」や「風のシルフィード」をきっかけに競馬の世界に出会いました。そしてたまたま、近所にあった京都競馬場に、サラブレッドが走る姿を見るため、足繁く通いました。
なにより競馬場の大きな空間が好きでした。

駅や空港、スタジアムも同じように好きで、多くの人が集う場所がまとう独特の空気が好きなのだと思っていました。
しかし、MICEに本格的に関わるようになって、気づいたことがあります。
自分はもっとシンプルに、スケールの大きな建築が好きなのではないかと。どちらかというと高層ビルよりも、平たくて大きなものが好き。
見上げるよりも、視界に入らないくらい大きいもの。



先日、台湾MICEの主要施設を連日見せていただく機会に恵まれました。巨大な躯体の展示場、奥が見えないほどの階段が連なるホール。競馬場や空港などと同じようなワクワクがたくさんありました。



きっかけは何でもいい
なにを言いたいのかというとですね、
きっかけは何でもいいのではないかと。
私はゲーム「ダービースタリオン」、漫画「風のシルフィード」がきっかけで、競馬の世界に触れました。そこから、多くのことを学び、世界が広がるのを感じました。
各地の馬事文化、馬と人間の歴史、華麗な社交界のこと、遺伝について、畜産・酪農、世界の競馬のこと。毎年、北海道の牧場まで好きな馬に会いに行くことで、北海道という地域のことも好きになりました。
なんでもいいし、むしろ様々な入口が開いている方がいい。広くMICEを知ってもらうために、どんな入口があるだろうか。
建築がきっかけでも、推し活で訪れたイベントでも、ドラマに登場したMICEイベントのワンシーンでも。
そんなことをふと思った夏の一日でした。

この日使ったのはアイスクリーム300円のみ。
馬券をまったく買わずに半日、過ごしたのでした。

追伸・競馬がMICEに通じるところ
ちなみに、競馬はただ馬が走るのを見るだけのものでもありません。英国王室主催のロイヤルアスコットには、王族や社交界の人々が集い、競走を中心に、交流や飲食、装いまで含めた文化が育まれてきました。競馬の社交界は、「人は中心となる催事だけを目的に集まるのではない」ということを示しています。競走は人を集める核であり、その周囲に交流、商談、接待、ファッション、観光、文化が形成される。人が集まり、同じ時間と場所を共有する。そこにはMICEに通じるものがあると思います。
京都競馬場 開設100周年記念サイト
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